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レジンDIYで便利な道具一覧【エポキシ樹脂】

レジンテーブルやレジンアートなど、エポキシレジン作品をご家庭でDIY製作される方に便利な用品、必要なものをまとめてみました。

これからエポキシ樹脂を使ってみたいと思っている方や、すでに製作している方の参考にもなると思うのでぜひご一読ください。





1,非接触温度計

エポキシ樹脂

主な使用用途:撹拌前の樹脂温度確認、硬化熱の確認


・撹拌前の樹脂温度確認

寒い時期は粘度を下げて気泡を減らす目的で2液を混ぜる前に主剤だけを温めるのですが、温めている最中にレジンの温度を測るのに便利です。


・硬化熱の確認

レジンテーブルや大きな立体作品の流し込みの際に、過熱の兆候がないか確認するのにも使用できます。温度が上昇してたら氷水で冷やしたり送風機で放熱を促して熱暴走を未然に防ぐことが出来ます。




2,冷温庫

リバーテーブル

主な使用用途:撹拌前の樹脂の温度調整、硬化促進、夏場の硬化剤の保管


・撹拌前の樹脂の温度調整

温度調整可能な冷温庫は最大60℃ほどまで設定可能です。

樹脂が冷える寒い季節は60℃で保温しておくと、使用の数十分前に前に樹脂を入れるだけで簡単に温度調整できます。


・硬化促進

庫内に入るサイズなら高温に設定して、硬化の遅いレジンでも1日で硬化させる事が出来ます。硬化時間が適度に早いと液面の仕上がりが平滑で綺麗になります。

レジンとサイズに合わせた熱焼けしない程度の温度をみつけてご使用ください。


・夏場の硬化剤の保管

夏場の高温環境は硬化剤が黄変しやすいです。夏場は冷温庫を10℃ほどに設定して硬化剤を保管しておくと黄変せずに長持ちします。




3,ホットカーペット・電気毛布

2液性エポキシレジン

主な使用用途:硬化促進(アフターベーキング処理、アフターキュアリング処理)


レジンテーブルなど大型立体物の硬化時は熱暴走リスクがあるので、低発熱のレジンで低温環境でゆっくりと時間をかけて硬化させます。

低温のままだと化学反応が甘い箇所があるので、ある程度硬化して熱暴走のリスクが無くなったら、しっかりと温めて未反応箇所の化学反応を促進することでレジンが引き締まり硬度と強度が高まります。

電気毛布やホットカーペットを被せて温めると効率よく硬化促進できます。




4,シリコンヘラ

エポキシレジン

主な使用用途:2液の混合


主剤は粘度が高いので容器に付着します。中心部だけを混ぜても容器面に付着した主剤は硬化剤と混ざらずに残ります。

混ざらずに容器に付着した主剤を流してしまうと硬化不良の原因となるので、容器に付着した主剤も意識して混ぜる必要があります。

柔らかいシリコンヘラは容器面をしっかりとなぞることが出来るので、付着した主剤を剥がす事に優れています。

硬化後の混合容器に一切ベタつきが無い状態が、しっかり混ぜられている目安になります。




4,真空脱泡器

リバーテーブル 製作

主な使用用途:気泡の除去


大きな気泡は自然に抜けますが、混ぜる時に発生した微細な気泡は硬化後も残ってしまいます。

真空脱泡器で気泡を処理してから流し込むことで簡単に無気泡の作品を制作できます。




5,プラダン(PP養生シート、プラベニヤ)

レジンアート

主な使用用途:床の養生、作業台の養生


養生の手段は色々ありますが、安さ、手に入りやすさ、硬化前のレジンの拭き取りやすさ、硬化後のレジンの剝がれやすさ、破断しにくさ、加工しやすさに優れています。

ホームセンターに売っているので手に入りやすくおすすめです。




6,消毒用エタノール

主な使用用途:レジンの拭き取り、混合道具の掃除


硬化前のレジンなら消毒用のエタノールで十分拭き取り出来ます。キッチンペーパーなどで拭き取ります。





以上、主にご自宅でのレジンクラフトに便利な用品を中心にピックアップしました。


未経験の方も安心して始められるように、LINEやお電話でフローレスレジンの使い方や製作のサポートもしておりますのでぜひエポキシ樹脂を使ってレジン作品を製作してみてください。





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