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気泡を作らないエポキシ樹脂の混ぜ方

  • 執筆者の写真: EPOXY RESIN STORE
    EPOXY RESIN STORE
  • 2022年6月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月11日


気泡ができない混ぜ方のコツとNG例を動画で解説しております。

※こちらはフローレスレジンに対する当店独自の混ぜ方です。エポキシ樹脂の種類・特性によっても注意点などが変わります。




■低粘度エポキシ樹脂:注型用・超硬層用、クラフト用


◎扱い方

この動画は20℃一定で注型用フローレスレジンを使用しています。

動画のように撹拌すれば、室温・樹脂温度20℃でミキサーを使用しても気泡は100%自己脱泡出来ます。


◎注意点

混合後に温めて消泡しようとする方が多いですが、混ぜた後に消泡するよりも、混ぜる時に気泡を作らないように気を付ける方が効率的で気泡が残りにくいです。

粘度が高い状態で撹拌すると微細な気泡が発生しやすいので、温めてレジンの粘度を下げるために温度調整は必ず混合前にしてください。

撹拌時に出来る微細な気泡は非常に抜けにくいです。できるだけ気泡が細かくならないように意識しながら混ぜるだけでも仕上がりが大きく変わります。





■高粘度エポキシ樹脂:海アート用


◎扱い方

・説明書に記載の温度管理・ゆっくりと混ぜる事を徹底して頂き、混ぜ終わったらすぐにレジンを流して放置します。室温20℃以上であれば100%自己脱泡が可能です。

・レジンを流して30分~1時間ほど経過しても気泡が残りそうな時に、ヒートガンを必要最低限で使用します。


◎注意点

・海アート用を垂れ流しする場合は厚みが薄いので自己脱泡可能ですが、型への流し込みは完全な自己脱泡が出来ません。

・海アート用フローレスレジンの場合は速乾性があるので、混合後にヒートガンを使い過ぎると、かえって硬化が促進されて粘度が上がり、自己脱泡出来なくなることがあります。

・流してすぐはほとんどの気泡が沈んでいます。沈んでいる気泡はヒートガンでは中々消えないので、ヒートガンの当て過ぎに繋がります。ヒートガンを当て過ぎると気泡は消すことが出来ても、表面がボコボコになったりシワ模様が入ったりと仕上がりが悪くなることがあります。ヒートガンを使うのは、基本的には底にある気泡が浮いてきてからです。



実際に海アート用フローレスレジンの混ぜ方を解説してくださっている動画はこちら↓↓

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