日新レジン社製のクリスタルレジンが廃盤となった事で、多くの方にクリスタルレジンの代わりとしてクラフト用フローレスレジンが選ばれております。
実際に性状や物性が似ているため、クリスタルレジンの代替品にはクラフト用フローレスレジンがおすすめです。
フローレスレジンは抗黄変性に最もこだわって開発されており、その中でもクラフト用フローレスレジンは最も黄変しにくく透明度が高いモデルなので、無色透明作品に最適な製品です。
◆100g/2cm厚 硬化速度を比較
・クラフト用フローレスレジン 2024年4月現在の仕様
経過時間/硬度ショアD:24h/74D、48h/82D、72h83D、96h83D、14日84D
・クリスタルレジンNEO
経過時間/硬度ショアD:24h/72D、48h/80D、72h82D、96h83D、14日84D
※硬化速度がほとんど同じなので、同等サイズを同等の硬化時間で作れます。
◆粘度の比較
・クラフト用フローレスレジン 2024年4月現在の仕様
25℃:A剤 740mPa.S B剤20mPa.S
・クリスタルレジンNEO
25℃:A剤 1100mPa.S B剤50mPa.S
※フローレスレジンの方が粘度が低く撹拌性と気泡抜けが良いです。その反面、クラフト用は粘度が低いため模様付けに関してはクリスタルレジンNEOより不向きです。
◆クリスタルレジンNEOからクラフト用フローレスレジンに変えるメリット・デメリット
メリット
・気泡抜けが良くなる
・撹拌しやすい
・黄変しにくくなる
デメリット
・模様付けしにくい
・垂れ流しのコーティングがしにくい
◆フローレスレジン
通常エポキシ樹脂製品は改良されると新商品として発表しますが、フローレスレジン社は既存モデルを改良していく珍しい方針のメーカーです。
フローレスレジン社では改良製品を新商品として発売することを、「改良が簡単に出来ない為、最新の技術と知見をすぐに採用できない」、「ユーザーは時代に乗り遅れない為に常に良い商品を探す労力が発生する」と考えています。
フローレスレジンなら同じ製品を使い続けていても、常に最新の技術と知見が詰め込まれた高性能な製品になっている事が大きなメリットとなっています。
クリスタルレジンNEOで作っていた作品より更に大きな作品を作りたい方にはこちらのモデルがおすすめです!
レジンテーブルやオブジェなどの大型作品に最適な超低発熱が特徴のエポキシ樹脂です。
クリスタルレジンNEOより硬化速度が早いレジンが欲しい!もっと硬いレジンが欲しい!という方にはこちらのモデルがおすすめです。
車両走行可能な床材としても採用されている最も硬度が高いモデルです。硬度が高く変形しにくいので平べったい形状の作品に最適です。
模様付けやアート作品のコーティングにはこちらがおすすめです!
超高粘度・速乾性の特徴を生かして、アイデア次第で様々な作品に応用できます。
フローレスレジンは全てのモデルがとても黄変しにくく硬度が高い特徴があります!
レジン作品の製作には作品にあったレジン選びが最も重要です。
モデル毎の特徴について更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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